marmalade cat マーマレードキャット

TNR &猫保護 をやっています。

筑摩6兄妹。 黒×3、 シャム柄×3。

筑摩で毎年保護している子猫たちです。

やっと今年、お母さん猫(かわいい黒猫)が捕獲器に入ってくれて 避妊&リリースできました。

子猫を なかなか全部保護できない。

4匹兄妹のうち3匹保護できたその翌日、残った1匹が野生生物に…(涙)なんてこともあり 交通事故でみんな…  なんてこともあり

毎年苦しんできた現場です。

やっと! やっと! お母さんを避妊できてよかった…

 

 

この現場では毎年 黒猫母さんが 黒猫とシャム柄猫を産みます。

毎年そう。

毎年 みんな とっても性質が良くて安定している。

愛想が良くて なつこくて 優しい子たち。

 

 

今年は 6匹の子猫 全員を保護できました!!

 

 

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いつも6匹で固まって寝ている。

 

ほんとうに みんなイイコ!

よく食べ、よく遊び、よく眠って、のびのびした子たちです。

 

 

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① 黒 ♂

↑ ↑ 

① 黒♂  性格が一番おおらかかも。

目が合うだけで すぐにゴロゴロ言って のびのびした性格です。

 

 

 

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② 黒♀

↑ ↑

② 黒♀  少しだけシャイだけど のびのびと楽しそうに遊んでいます。

元気いっぱいです!

 

 

 

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③ 黒♀

↑ ↑

③黒♀ 黒猫ちゃんの中では 一番小柄。

おどおどして出てこなくて  一番さいごに保護されました。

今はのびのびと楽しそうに遊んでいます。

 

 

 

 

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④ シャム柄♂

↑ ↑ ④シャム柄♂

シャム柄の中で いちばん体が大きい。(大した差ではないですが)

おおらかで優しい性質。

 

 

 

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⑤ シャム柄♂

↑ ↑ ⑤シャム柄♂

少しだけシャイです。でも人から逃げることはなく、撫でていると長ーくのびて 喜んでいます。

 

 

 

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⑥ シャム柄♀

↑ ↑ シャム柄♀

一番 「キョトン」  としています。

最初、まだ人に触られるのが初めて、という頃   ケージの扉を開けると みんな一斉に逃げるのに この子だけがいつも逃げ遅れて キョトンとして 小首をかしげて人を見上げている

危機管理能力のないカワイイ子です。

 

 

 

 

どの子も あまり差異なく みな優しい良い子です。

あのお母さんが産んだ子は皆 今まで定評のある安定した性質の良い子ばかり。

毎年同じ黒とシャムなので お父さんも毎年同じと思われます。

 

 

エイズ白血病 ともに陰性。

兄妹2匹以上で迎えてくださるか

1匹で迎える方は 先住猫さんがいらっしゃるご家庭か

すぐにもう1匹迎えるご予定のご家庭にお願いしたいと思います。

 

 

茶白 母猫と子猫たち

 

今朝夜明けに ↓ ↓ の母猫さんが ネズミを捕ってきて

猫部屋にいる子猫たちの前に置いて

「私の子供たち 朝ごはんですよー」 と鳴いていた…。

(犬たちが家の中外を自由に出入りできるようにしてある穴から入ってきて)

 

cat-help.hatenablog.jp

 

 

夫にネズミを片付けてもらった後も

ずっと子猫のそばを離れない…。

 

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子猫たちのそばを離れない 母猫。

 

子猫たちも 母猫のそばに行きたくて鳴いています。

でも 猫部屋には 他の母子4匹もいるから戸を開け放せない

だから子猫を抱っこして母猫のところに連れて行ったら お母さんは子猫を愛おしそうになめていました。

 

こんなことが もう二週間以上 続いています…

 

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子猫たちも 母猫のところに行きたくて鳴いている。

 

 

そのうち母猫はまたワンちゃんが通る穴から出て行って

外で鳴いていましたが…

 

 

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猫部屋の窓の外で子猫を呼ぶ 母猫

母猫さんは 猫部屋の窓の下を歩き回りながら 鳴いていたのでした。

 

 

 

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窓から 猫部屋をのぞきながら子猫を呼ぶ母猫。

 

一生懸命 子猫たちを呼んでいます…

 

 

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私に気づいて カワイイ声で鳴いてくれる母猫。

 

近づいて 「お母さん」 って呼んだら

振り向いて カワイイ声で応えてくれました。

 

私のことを信頼し始めてくれているようです。

(美味しいゴハンもあげるしね。)

 

 

 

きっと…

どのお母さん猫も 近くにリリースしたならこうするのでしょう!

何キロも 10キロ、20キロも遠くにリリースすることがほとんどだから 子猫の元に来れないだけ!

母猫たちは 子猫を探し回りながら やがてあきらめていく

(もしかしたら…  そう思っているのは人間だけで 母猫は一生子猫のことを想っているのかも…)

 

 

だから

この母猫にもあきらめてもらわないと、と思うのですが どうやって探し当てたのか

500m離れた場所から子猫のいる家を探し当て ここを離れない

子猫の周りで過ごしている

9月13日にリリースしてから 16日間 我が家の周りを離れない

 

授乳が終わると 次のサカリが来るから大声で鳴いてソワソワするけれど

(避妊手術した後も サカリのクセが残る猫がいる)

この母猫は それでもこの場を離れない

大声で鳴いてサカリの声を上げながらも オス猫を追いかけに行かず 子猫のそばを選んでいる… 

 

どの母猫も こういう気持を乗り越えて 子離れしていく

人間だってそう

そうは思ってみるものの

 

毎日間近で見ている私の心は折れ始め

ほんとうにこの母親から子供を取り上げていいいのか

子供を母猫から離していいのか

泣きたいような気持ちで悩んでばかりいます…

 

 

 

今いる猫さんたち。

・東御(とうみ)兄妹

 

↓  ↓  過去記事をお読みいただけると ありがたいです。

cat-help.hatenablog.jp

東御市から来た6兄妹のうち 残っている2匹です。

ミケちゃんは女の子。

黒白くんは 男の子。

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とうみ兄妹

ミケちゃんは どうしようもないくらい お顔が…

お嫁入りできるか心配になるけれど

心を奮い起こして 「絶対にミケちゃんを気に入って 一生愛してくれる方がいるはず!」って信じています。

 

ミケちゃんは とっても健康になって飛び回っています。

体力も充実してきました。

 

黒白お兄ちゃんと仲良し。

 

私がパソコンをしていると 必ず2匹膝の上で遊び  そのうち膝の上で眠ります。

そっと下ろしても またよじ登って 膝で眠ります。

 

主人が 椅子に座ると 2匹で膝によじ登りそこでじゃれて そのまま膝で眠ります。

 

性格がとびっきり良いです!

 

2匹とも元気いっぱい。

まだ鼻がグシュッて言うけれど 元気いっぱいの良い子たちです。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

塩尻 茶白兄妹

 

↓  ↓ 過去記事をお読みくださいね。

cat-help.hatenablog.jp

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茶白 母子。

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茶白 お兄ちゃん。

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茶白 妹。

子猫 2匹とも まだ逃げますけど すぐにつかまって抱っこされます。

ちゅーる大好き、ちゅーるにはすぐ寄ってきます。

 

お母さん猫さんが 子猫から離れたくない(貼り付けた過去記事を お読みください。)

ほんとうに どうしましょう…

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

塩尻 国道沿い ママ猫と 子猫3匹

 

↓ ↓ 過去記事をお読みいただければと思います。

cat-help.hatenablog.jp

 

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4匹でお団子になって寝ています。

画像は 過去記事で確認してくださいね。

みんな穏やかな性格です。

ママもイイコです。

子猫と一緒に新しいお家に行けるといいな。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今いる 猫さんたちでした。

それぞれが運命の家に行くことになっている

いつもそう思っています。

 

 

 

塩尻の ママと子猫3匹。

塩尻の国道沿いで保護です。

ママと 子猫3匹。

 

 

人に自分から甘える というのは まだこれからですが 

みんな穏やかな性質で おっとりしています。

ふつうに撫でられます。

撫でるとゴロゴロ言うことも多くなりましたから 自分から甘えてくれるのも時間の問題と思っています。

 

 

まだ、ママ猫の夜鳴きが強いです。

(夜行性なので ほとんどの外猫は 夜になると外を走り回りたくて夜鳴きします。)

いずれ 夜鳴きは無くなる予定。

長くかかる子 早く無くなる子 個体差はありますが

みんな無くなりますから。

 

 

↓ ↓  ママ猫さん。 1~2才の間ぐらい。 穏やかな良い子です。

まだ自分から人に甘えませんが

部屋にフリーにしていても 逃げもせずに撫でさせてくれます。

まだ保護から10日ですから上出来!

 

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ママ猫さん。穏やかな良い子です。避妊手術でお腹の毛を剃ってあります。

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ママさんの後ろ姿。

 

 

 

 

↓ ↓  ママさんにそっくりな姿の 男の子。

ハチワレ君。

兄妹の中では 一番積極的のように思います。

でも、遺伝的に おっとりしたママさんに似ていて とても穏やか。

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ママにそっくり! とってもイイコです。

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ハチワレ君。横からのショット。



 

 

 

↓  ↓  グレー君。 やっぱりお母さんにそっくりな性質で 穏やか。 優しい。

イイコなんです。

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グレー君。 とってもカワイイ。

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グレー君の 後ろ姿。

 

 

 

 

↓ ↓  黒ちゃん。 女の子。

実物はもっとカワイイお顔なんだけど 写真写りがいまひとつ。

お母さんにそっくりで 穏やかな良い子。

性格が出てるのか のびのびと寝そべっていることが多いです。

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黒ちゃん。女の子。

 

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黒ちゃん 女の子。優しく穏やかな良い子です。



 

保護から10日間 母子の様子を観察していますが

ママ猫さんはもう 子猫に執着していなくて 子離れしていますが

 

できれば 子猫と一緒に 新しいお家に行ければ マッチングトライアルの必要なく うまく暮らせると思っています。

 

どの子も 1匹ではなく 2匹以上で暮らせるお家を希望しています。

 

 

・・・・・・・・・・

出典がわからなくなってしまったのですが

ここ数年で ヨーロッパの幾つかの国では

「社会的な動物(犬も猫も社会的な動物)を1匹だけで飼うのは虐待」とし

「2匹以上で飼う」 と 法令で決められたそうです。

 

たまに1匹でいることをあまり気にしない猫さんもいますから

その性質をよく見極めてから 1匹暮らしを前提に譲渡しますけど

 

でも

自分だったら 他の種の動物の中で 人間という種が自分一人だけで  “一生”…

と思うと

やっぱりできるだけ 2匹以上で暮らさせてあげてほしいと思っています。

 

一緒に寝る相手がいる。

お留守番の間も一人ぼっちじゃない。

 

 

もし、一緒に寝るくらいべったりじゃなくても

お留守番を一緒にできる相手がいる ってだいじなことだと思うんです。

 

猫は 映像をやり取りして会話している、と言われています。

同じ言語で会話できる相手がいる一生を過ごさせてあげたい、

それが 譲渡する側の責任 というか 希望です。

 

 

 

里親さんからよく言っていただきます。

「最初 2匹はどうですか? って言われたときは、 え?って思ったけど、今ではそうおっしゃった意味がよくわかります。 2匹で遊んで 2匹でくっついて寝て 2匹でお留守番。 この2匹を離さないで良かった!って心底思います。   見ている方も幸せにしてもらってる。2匹で迎えてほんとうに良かった! 」って

頻繁に言っていただけます。

 

実は、全く同じことを 元々1匹で飼っていて  新しく1匹とか2匹兄妹を迎えた方からも よくおっしゃっていただきます。

「先住猫がすごく嬉しそう! 今まで1匹で十分と思っていた自分が不思議です。」って。

 

トライアル期間(1~2週間 先住猫さんとの相性をみる期間)を設けて 仲良くなれる猫さんを選べば 2匹以上と一緒に暮らすのは 楽しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

子猫を返して! 2回も縄張りから戻ってきた母猫。 茶白2兄妹。

私の住む地区の方からTNRを依頼があり

茶白のママ猫さんと子猫2匹を捕獲。

母子3匹とも茶白の猫さん。

 

 

 

↓ 保護当日。

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茶白の母子

 

 

 

ママ猫さんは 避妊手術後3日ほど  我が家で子猫といっしょに過ごしてから 元居た場所にリリース。

人馴れしていなくて触ることもできないし

あるお宅の30坪近くもある鉄骨の大きなサンルームの中に 毎日2回 美味しい食事を用意してもらって食べ   隣の家の空き倉庫で暮らす という恵まれた環境なので

「子猫たちは必ず良いお家に渡すよ!  あなたも幸せに暮らしてね!」と

安心してリリースできました。

 

 

 

半日後… 

 

我が家の網戸から中をのぞいている猫を発見!

声をかけたら ピューッと逃げていき また数分後には家の中をのぞいて鳴いている。

訴えかけるような 目的のある鳴き方。

のぞく、逃げる、を何度か繰り返して

??? が頭の中にいっぱい!

いったいアナタは誰?  どうして家の中をのぞいて訴えるように鳴くの?」

 

 

 

我が家は造りがワンルーム

家の中は大きなワンちゃんも含め 3匹の犬が自由に歩き回っているから 外の猫さんが至近距離で家の中をのぞいてる なんてことは ここに引っ越して10年 一度も無かった!

 

だからびっくり!!

 

よほどの理由があって 何かわけあって!

のぞき込んで  何か言いたげに大声でギャーギャー!鳴くんだよね!

 

 

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のぞいて大声で呼ぶように鳴いては 人が近づくと塀まで逃げる を繰り返す

 

 

 

 

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赤ちゃんを返せー。

 

この猫さんはいったい誰?

写真を撮って

見比べたら なんと!  リリースしたママ猫さんでした!

 

「はーっ?!!  まさか!!」

 

だって  ママ猫さんが暮らしている場所は 同じ地区とはいえ 500mは離れた場所。

どうして来れたの?

(オス猫の縄張りは100m~500m。メス猫の縄張りはオス猫の 1/10 と言われる)

 

 

ママ猫さんは 捕まってすぐにキャリーを布で覆って車で我が家に。

帰りも同様に 布で覆ったキャリーを車に積んで行き、キャリーを地面に降ろしてから布を外してリリース。

 

どうしてここがわかったの?

 

赤ちゃんに会いたいんだね!!

半日探し続けたんだね!!

それがわかったとたんに 涙がこぼれました。(´;ω;`)

 

すぐに戸を開け 子猫のケージがある寝室の入口も開け ママが入って来れるようにしました。

子猫といっしょにママ猫さんも迎えてくれるお家を探そう! と決意して!

(しかし 後にこの決意は崩れる…)

 

 

 

ママ猫さんは、犬たちもいるし  怖くて一歩入っては外に出て と繰り返しながら

大声でギャーギャー鳴き続けます。

子猫が大きくなって おっぱいを卒業する頃になると もう次のサカリが来て

本能的にギャーギャーと鳴きます。

避妊してもしばらくクセだけ残る猫さんがいます。

 

 

何時間も ギャーギャー鳴きながら

家の中に一歩入ってはひるがえって 隣との塀まで戻り

二歩入っては また塀に戻り

だんだん家の奥まで入ってきて

子猫たちも お母さんが呼んでいるのがわかって ニャーニャー大声で答える!

 

ママは 一進一退を繰り返して やっと寝室に到達!

やっと子猫たちに再会できました!

 

 

こんなふうに サカリの声を上げながらも オス猫を探しに行くのではなく

ひたすら子猫を思う母猫もいるのですね。

 

 

よく餌やりさんが

「リリースした母猫が 子猫を何週間も探して鳴いている」 と言っています。

ほとんどの場合は 子猫を保護している我が家から5キロ 10キロ それ以上離れた場所にリリースですから子猫の元に来れないけれど

ママ猫さんたちは 自分の子供をどれほど愛おしく思っているか…

 

(そのお母さんの気持ちを考えると、今回の松本の繁殖業者事件のお母さん犬たちは どれほど心を痛めてきたことでしょう…  ケージの中で… (涙))

 

 

 

子猫たちは キケンをおかして戻ってきてくれたママ猫に甘えます。

 

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戻ってきてくれたママ猫に甘える女の子

 

「もう絶対にこの母子を離すまい! どんなに時間がかかっても母子一緒に譲渡しよう!」

と泣きながら決意した私ですが…

 

 

 

ママ猫さんは 思ったほど子猫のそばには行かず

すぐに 寝室の 天井に近い窓をこじ開けて 出て行ってしまいました。

 

そして…

また台所のサッシからのぞいて 大声で鳴き

入れると 寝室の天井に近い窓を引っ搔いて 「出せ!出せ!」と大鳴き!

 

あまりに「出せ出せ!」と騒いで窓をひっかくので また、ケージに入れて車でリリースに行きました。

 

 

30分後にまた

いくつもの他の猫の縄張りを通るキケンをおかして 子猫の元に戻って来ました!

今回は早い! 家がわかったからまっしぐら!

ギャーギャー あの声が…

また 涙が出ました…

 

 

しかし…

家に入れるとまた寝室の子猫のところに行き

そしてまたすぐに脱走!

 

これを一日中繰り返すばかり。

 

おそらくなんですが

子猫は返してほしい、

でも、サカリで 外に行きたい気持ちは体を突き動かす、

その両方の気持にひっぱられて 自分でもどうしていいかわからないのかもしれません…

大声でひたすらギャーギャー鳴き続けますから サカリの力は相当大きいのでしょう。

でも、絶対に絶対に!子猫を返してほしい! その決意も大きいのでしょう。

 

 

子猫も一緒に脱走されてはいけないのでケージに入れて

台所のサッシは 猫の幅 開けっ放し

ママ猫さんは 出たり入ったりし放題

蚊もハエも入り放題

 

あまりの大声で 夫も私も夜なかなか眠れず

蚊にも刺され放題。

 

 

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ママは 子猫のケージから離れない。

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向こうの窓辺にママがいて子供たちを見守っている。

 

ママは子猫を見て過ごしては サッシから出て

またしばらくすると入ってきて子猫を見ている

一日中 その繰り返し。

ずっと 家の周りで大声でギャーギャー鳴き

家に入ってきては シャーッ! と犬たちを脅しながら歩いて ギャーギャー鳴き続ける。

 

 

お母さんに話しました。

 

 

「あなたの望みは あの場所でずっと子供たちといっしょに暮らしていくことなんですね。

聞いていますよ。

最初 子猫は4匹いた、そして3匹になり、ここまで残れたのはこの2匹。

みんな茶白だったそうですね。

こんなに良い子に育てて よくがんばりましたね。

あなたは残った2匹を ほんとうに大切に思っていて

ずっとずっとあの場所で一緒に暮らしていきたいんですね。

 

でも ごめんなさい

それはできません。

この子たちは ノラ猫にできません。

 

あなたには 2つに1つを選んでほしいです。

子猫といっしょに 家猫になるか

子猫とさようならして あなたは外猫としてあの場所で生きるか。

 

すぐにじゃなくていいから 選んでね。

子供たちをノラ猫にしたくないから。」

 

心をこめて ママ猫さんに話しました。

 

でも

私は間違っているでしょうか…

どうしたらいいのでしょうか…

 

どなたか教えてください…

 

 

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だんだん馴れてきて 大好物のちゅーるをなめる子猫たち


ママ猫さんは とても頭が良いらしく

うちの犬や猫が 自由に庭に出入りする 造り付けの犬穴を発見し

今では そこから一日中 出入りを繰り返しています。

犬たちの間を縫って歩き とても勇気があります。

 

家じゅう自由に歩き回り 食事を要求します。

 

 

 

男の子の方は しっかりしていて警戒心が強いけど

撫でられても 嫌がるそぶりですが反抗しないし 大好きなちゅーるをなめたくて寄ってきてくれます。

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顔が茶色いお兄ちゃん

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お兄ちゃんは 背中も茶色が多い

 

 

 

女の子は 性格が優しく ほわーんとしています。

いつも 横から割り込んでくるお兄ちゃん ちゅーるを取られます。

人から撫でられると 嫌そうなそぶりはしますが お兄ちゃんほどではなく ナデナデにだいぶ慣れてきました。

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ハチワレ模様の女の子

 

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女の子は 背中も白が多い

 

エイズ白血病ともに陰性。

回虫 治療中。

 

 

ママ猫は リリースした9月13日から2週間 家の中と家の周りとで過ごしています。

子猫のケージの周りを歩き 近くで眠り

家の周りを歩き回って サカリの声を上げ(でもサカリでどこかに走っていってしまうことは決して無くて 家の周りを歩き回っています)子猫から離れられないのです。

 

私はどうしたらいいのか

ほんとうにわかりません!

まだ触れないママ猫さん

 

サカリが終われば もっと落ち着いて 子猫といっしょに家猫になれそうな様子になるでしょうか…

 

まだ人に馴れなくても 子猫といっしょにママも来ればいいよ、って言ってくれる里親さんがいるのでしょうか…

 

それとも ママはいずれ 子猫のことを徐々に忘れ 元居た場所に戻るのでしょうか…

 

どうしたらいいのでしょうか…

考えながら 2週間 いっしょに暮しています…

 

 

 

昨夕、突然 産まれたばかりの赤ちゃんが!(いつも突然だけど(笑))

昨夕 塩尻市内のある事業所から電話。

「子猫を2匹引き取ってもらえませんか?」

 

通常は 保護者にできるだけのことをしていただくけれど

今回は 産まれたばかりの赤ちゃんで命の危険なので引き取りました。

他に赤ちゃんが残っていないか 母猫はいないか

聞き取りしたけどいないもよう。

 

こちらも超多忙ですし その事業所は近いので 届けてもらえるか聞いたところ

「お届けします。」

 

でも 待てど暮らせど現れない。

電話してみたら

「仕事が終わってからお届けしようと思って。」

 

危険!

すぐに夫にお願いして受け取りに行ってもらいました。

 

 

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100グラムに満たない赤ちゃん。黒白ちゃん2匹。

 

 

 

昨日は昼間 急な捕獲の話が舞い込み 捕獲器を持って出動したり

夜中には 母猫を倉庫に閉じ込めたとの連絡で 手術のための保護に出向き

ケージの準備、お世話、

 

今朝の夜明けには その母猫の子供2匹が捕獲器に入ったので回収しに行き

その後お世話。

捕獲器は 多くの場合 餌と糞尿でぐちゃぐちゃ それを洗い

ケージに入れても最初はぐちゃぐちゃにするから 様々なお世話。

 

仕事はその合間にするから 夜中になっても終わらない 終わらない…

また翌日も終わらない…

 

 

 

 

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昨日来た 産まれたばかりの赤ちゃん。初授乳。(夫が)



 

そして今朝  新しく来た猫さんたちのお世話が終わるころ

また昨日の事業所から電話で 「もう一匹赤ちゃんが」

お届けをお願いしたけど また 待てど暮らせど来ない。

道に迷って。と 来ない。

到着してみたら 保温をお願いしたのに 段ボール開放で軽トラの荷台に載せ

産まれたばかりの赤ちゃんが 冷え切っていました。

 

 

夫は 超多忙の私に代わって授乳を担当してあまり寝ていません。

でも 冷え切った赤ちゃんを温めたり 授乳したりと また忙しく働いてくれました。

 

 

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産まれたばかりの赤ちゃん。保温中。

 

昨日の 黒白ちゃんたちは 92gと93g で保護。

今朝の キジちゃんは 102gで保護。

 

まだみずみずしい大きな胎盤が付いていました。

 

母猫が心配。

赤ちゃんを産んだままどこかに行ってしまったらしく

この赤ちゃんたちは その事業所内の道路に自分で這い出して来たそうです。

 

お母さんは 出産中に何かトラブルがあり(産道に子猫が詰まったとか)

それで苦しんで どこかに行ってしまったのでしょうか…

心配…

 

赤ちゃん 無事に育ってほしいです。

 

今日はこれから数か所の捕獲に向かいます。

明日の夜明けまで捕獲で 明日手術。

その後一晩お世話して リリース。

捕獲器やキャリーケースの糞尿だらけを掃除。

 

こんな生活をしているので ブログをなかなか更新できず

「気になっているあの子は幸せになれたかな」 と心配してくださっている方に申し訳ないです。

ごめんなさい。

 

 

東御(とうみ)の黒白♂とミケ♀。

東御市から来た6兄妹のうち2匹。

 

ミケちゃんはもともと 6匹の中で特別小さい子だったけど

大きなお兄ちゃんお姉ちゃんに負けず 元気に取っ組み合いをしていました。

 

でも

長雨の寒い日から急に食欲がなくなり さらに成長が遅れ

環境のよくないところから救い出された 兄妹たちが日に日に 涙や鼻水を克服していったのに ミケちゃんだけはいつまでも 涙ちゃん 鼻水ちゃんです。

 

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ミケちゃんが うちのニャンコからなめてもらってる。横には黒白くん。

 

2匹とも 我が家の猫たちに 喜んでついてまわり

いっしょに寝たり なめてもらったりしています。

 

この大人の黒白猫キュロス君は 交通事故で骨盤が真っ二つに割れて

道端に一週間放置された猫さんです。

今は元気。

保護猫たちの面倒をよくみてくれます。

 

 

 

 

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人が好き。人が台所に来れば いっしょに台所に来ている。

 

黒白くんとミケちゃんは

人がソファに座れば ソファに来て じゃれたり 人にピッタリくっついて居眠り。

膝に上がってきて寝たりもします。

触るとすぐゴロゴロ…

 

人が台所に行けば 台所に来ている。

夜は大運動会。

 

黒白くんの目の内側の下の黒い部分は

目やにや涙ではなく こういう模様なんです。

鼻の汚れに見えるのも こういう模様なんです。

 

ごくたまにくしゃみをします。

鼻水や涙は出していません。

 

 

 

 

 

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ミケちゃんのお顔。こういう模様で生まれた女の子、お嫁に行けるかな…

ミケちゃんはまだやせていて とがったきつね顔。

兄妹の一番成長の良い子の 半分の体重しかなかった。

もっと太ってくれば 顔が丸くなるのかな。

もっと体力がついてくれば 目もぱっちりしてくるのかな。

(どの猫も 体調が落ちているときは 目が細くなります。)

 

左目の鼻側や目の下が そぼろの黒模様

まるで 汚れみたいです。

 

鼻にも 茶と黒の点々模様 。

これまたまるで  汚れみたい。

 

この器量でお嫁に行けるのか…

心配…

 

 

しかもまだ ズビッて聞こえたり くしゃみをしてます。

少し鼻水、涙も出ています。

透明な鼻水と涙。

たくさんではないけれど。

体力がついてくれば治っていくと思われます。

月単位、年単位で。

 

 

昨年も今年も

外で苦労している母猫から生まれた子猫たちは 涙や鼻水。

(お母さんは自分の栄養を子猫にあげて がんばって育ててくれました!)

この状態で里親希望者さんがいるかな? って心配していると

 

「うちの子(先住猫)たちも 鼻水出してますから気にしません。」

「だいじょうぶ。 うちでゆっくり回復していってくれればいいです。」

 

と、迎えて大切にしてくださる方が必ず現れ

そのたびに 私の心の暗い雲がサーッと晴れていき 猫も私も救われています。

 

そして例外なく

鼻水や涙は回復していきます。

 

完全に治ってしまう子もいれば

大人になっても 涙や鼻水を たまに拭いてあげなくてはいけなかったり

時々クシャミをしたりと 症状が少し残る子がいますが

あまり気にならないくらいになります。

 

 

 

 

 

 

 

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とうみ2兄妹 ののちゃんのごはんを一緒に食べる。

 

元野犬の  ののちゃんのごはんを熱心に食べる兄妹。

犬ちゃんを全く怖がりません。

 

 

先に幸せになった4匹のように

この2匹も この先20年の猫生を幸せに生きてほしいです!

 

 

エイズ白血病 ともに陰性。

兄妹2匹いっしょに迎えていただくか

先住猫さんがいたり すぐにもう一匹迎えるご予定のご家庭に1匹で迎えていただきたいです。

 

よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

今いる猫さんたち。

・フッサくん

 

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フッサはよくがんばりました!

兄弟の中で1匹だけ生き残り 亡くなった2匹の生命力を全部もらったかのように元気いっぱいです!

 

 

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フッサくん ものごとを気にしない明るい子。

 

 

眼球摘出になるかと思われるほど 右目が真っ白だったけど

夫が毎日 天然の植物エキスで目を拭き続け

ミルクには 「コーヒー牛乳か?」と思うほど 抗酸化のキノコの粉(チャーガ)やビオフェルミンの粉(乳酸菌)を入れて 毎日たくさん飲ませてくれました。

 

夫は家の中どこに行くにも

フッサが入ったカゴを持って移動し ずっと見守ってお世話してくれました。

 

今、目は正常!

鼻水も出なくなりました!

驚異的な回復力でとっても元気です。

 

 

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いつも寝る場所は人の首元。

 

フッサくんは必ず 夫か私の首元で寝ます。

スースー寝息が聞こえてとってもカワイイ!

(フッサの横の茶色のかたまりは ワンコさんです。フッサは犬も平気です。)

 

まだ涙が少しだけ出るのと 時々「ズビッ」と鼻が鳴ります。

でも鼻水はぜんぜん出ません。

 一日か二日に一回は涙を拭いてあげる必要があります。

これから治っていくのか このままなのか将来は不明です。

 

今のところ どの猫さんとも仲良くできて 家の大人の猫たちともよく遊びます。

人が大好きでどこにでも付いてくる。

抱っこが大好き 自分から膝に乗ってきます。

やんちゃで食いしん坊!

 

エイズ白血病 ともに陰性。

やんちゃなフッサと遊んでくれる先住猫がいるか

遊びたい年ごろの他の猫さんを迎えるご予定のある方 よろしくお願い致します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

・東御4きょうだい

 

東御市から縁あって急きょ 夜にやってきました。

6兄弟でしたが 2匹は後日 保護された会社の社員さんご一家に家族として迎えていただきました。

まだとても痩せていましたが 夏休みなのでお子さんたちがお世話してくださるとのこと。

 

こんなに痩せていても お母さんは6匹を失わずよく育てたなー、偉い!お母さん!

 

お母さんは翌日 避妊手術を受けて放されました。

会社の隣に エサ場があるのでこれからも食べ物は不自由しません。

 

 

 

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お母さん猫さん よくがんばったね!

 

このお母さんはいつも 茶トラ猫さんと行動しているそうです。

捕獲器に入ったときもずっと 茶トラさんが捕獲器に寄り添っていたそうです。

もし子猫たちのお父さんだとしたら 子育てに参加していたのでしょう

だから子猫たちはこんなに痩せていても 6匹揃って育ったのかも知れません。

 

いつも 猫同士の絆、愛情 に驚かされ

泣きたいような感動をおぼえます。

人間の勝手で引き離してはいけない! って思います。

 

・・・・・・・・・・

 

では、子猫4匹のご紹介です。

 

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お母さんによく似た黒白くん ♂

 ↑ やんちゃな男の子。

自分からきょうだいに遊びをしかける方です。

 

 

 

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よく鳴いてる ♂

一番小さかったけれど もう他のきょうだいたちに追いついてきました。

よくひとりで鳴いています お母さんを呼んでいるのかな…

よく食べます。

 

 

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はっきりした色のミケ ♀

背中の色は はっきりした茶と黒。

よく遊び よく寝る子です。

 

 

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マイペースなサビちゃん ♀

きれいなサビ猫ちゃん。

おっぱいをしっかり飲んだそうで しっかりした体をしています。

マイペースで  時々一人だけ兄弟から離れて寝落ちしています。

安定した性格だと思います。

 

 

 

まだ4匹とも痩せていて 目やにが出たり していますが

早いペースで回復してきているので

きっと どんどんお顔も丸くなり 目やにも良くなると思われます。

 

エイズ白血病ともに陰性。

きょうだい2匹以上か

1匹ご希望であれば 先住猫さんがいらっしゃるか  もう1匹迎えるご予定のある方

お願い致します。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

・松本 2兄弟

 

 

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最初 夫の指からちゅーるを舐めて 体もなでさせてくれていたクリンちゃん

初めての出産とケージに閉じ込められているストレス

それと子猫を守ろうとする母心からか

 

母猫のクリンちゃんは残念ながら 人に懐くことなく

日に日に狂暴さを増し ケージのゴハンや水を取り替えることもできないくらいになり

(夫が負傷しながらやってくれました。)

最終的には 猫部屋に人が入るだけで ケージから両手を思い切り出して攻撃し続けるほどになりました。

 

クリンちゃんのストレスは限界! と判断し

また  子猫たちを人馴れさせることもできないので

生後1ヶ月の時点で 避妊手術をして元居た場所にリリースしました。

 

ほんとうは 生後1ヶ月半~2ヶ月までは子猫といっしょにいてほしかったし

馴れればクリンちゃんもイエネコになってほしかったけれど

 

 

クリンちゃんは ある家の敷地を縄張りとし そこで食事をもらえるので これからも大丈夫! 元気に生きて行けるはずです。

 

 

・・・・・・・・・・

クリンちゃんの子供たち。↓

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黒白 ヒゲもようがカワイイ ♂

 

 ↑ 黒白くん。

元気に遊び よくミルクを飲んでくれます!

よく鳴きます!

 

 

 

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キジ白 愛らしいお顔 ♂

 ↑ キジ白くん。

女の子のような顔立ちだけれど 黒白くんに負けていません!

よく遊び 元気に鳴きます!

 

 

2匹だけの兄弟なので お母さんのおっぱいを思う存分飲んでいますし

家の中で育ったので 外の子猫より早く体格が大きくなります。

(通常どの場合でもそうです。例えば、同じ兄弟でも 先に保護された子と一週間後に保護された子では体格にだいぶ差が付きます。外はそれほど過酷だといえます。)

 

 

エイズ白血病 ともに陰性。

体格はしっかりしていますが まだとても幼いです。

在宅の時間が長く よくお世話してあげられる方には 早めにお譲りします。

2匹一緒か

1匹ご希望であれば 先住猫さんがいらっしゃるお宅か すぐにもう1匹迎えるご予定の方にお願いしたいと思っています。

 

皆さま よろしくお願い致します。>^_^<

 

 

 

 

お外で暮らしたくないミミちゃん、永久のお家に落ち着きました。

ミミちゃんは お外で暮らすのはイヤ!

でも、人と近いのはイヤ!

 

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ミミちゃんは 預かり&イエネコ修行ボランティア Tさん宅からトライアルに行ったけれど先住猫さんがずっと唸っていたので

帰って 我が家で過ごしていましたが

ほとんど食事しない

同じコースをひたすら歩くストレス行動をし続ける

(故郷から遠く離れて一人ぼっちで暮らす動物園の動物はよくこれをします。)

 

見ている方もつらい

でも一番ミミちゃんがつらい。

 

少しでも良くなる兆候があるかと 息を呑んで見守り続けるけれど 一向に変化なし。

 

 

「ミミちゃんを迎えたい 馴れなくても愛情を注ぎたい」 と申し出てくださった一人暮らしの優しい女性が連絡をくれたけれど

でも もしミミちゃんがその人に近づかなかったら ミミちゃんは一生一人ぼっち。

その女性も せっかく迎えたミミちゃんに一生触れないかも知れない。

 

 

 

実はミミちゃんがトライアルから帰ったとき  預かりボランティアのTさん(ミミちゃんをずっと預かってくださった)が

「ミミちゃんがいろんな家に行くのはかわいそう、もう引き取らせてください。」と言ってくださっていました。

でも その頃私は初めてTさんの病気のことを知り 

ご自分の家の猫が3匹いるだけでもたいへん これ以上迷惑はかけられない

と せっかくのお申し出をお断りして ミミちゃんの行先を探すことにして

それで我が家に来ていたのです。

 

 

でも ミミちゃんは我が家でほとんど食べず ストレス行動をし続けて半月

これ以上ミミちゃんをこのままにしておいたら病気になってしまう!

どんどん痩せていき心を閉ざし続けるミミちゃん。

今までいろんな猫さんがそのような状態になり、徐々に元気を取り戻すのを見て来ましたから

望みをもって 固唾をのんで見守り続けましたが…  (-_-;)

「もうこのままではミミちゃんは弱って病気になってしまう!」

焦りと危機感を抱き

やっぱりTさんにお願いすることにしました。

 

そして…

ミミちゃんはT家を自分の家と思っていた!!

みるみる元気を取り戻していきました! ( ;∀;)

 

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仲良し猫といっしょに モリモリ食べるミミちゃん! 右端。

 

 

 

 

トライアルがだめにならなければ Tさんはミミちゃんを我が家に、とは考えなかった。

トライアル後 我が家で半月ミミちゃんが弱っていくのを見なければ  私もミミちゃんを 病を持つTさんに委ねることはできなかった。

 

外で暮らすのはイヤ!

人に近いのもイヤ!

 

そんなミミちゃんを 昨年もう一度捕獲してください という方がいて またミミちゃんが捕獲器に入り

そして 里親さん宅で馴れずに戻ってきたのは

ミミちゃんは お外で暮らすのではなく 行くべき運命の家があるからだ、と信じて来ましたが

 

ミミちゃんの運命の家はT家でした。

 

T家には 3匹の猫たちがいて

それぞれがミミちゃんと仲良くしてくれます。

 

 

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T家に戻ってヘロヘロにくつろぐミミちゃん。

 

T家は昨年春 ぜんぜん人馴れしていない マロ君という 外でのいじめられっこ超コワがりの猫さんの里親さんになって ひたすら可愛がってくださっているお宅です。

「猫同士が仲良ければそれでいいんです。」と。

実際 猫同士はすぐに仲良くなり  1年かけて薄紙を剥ぐように徐々に人にも馴れてきました。

 

Tさんは ミミちゃんにほとんど触れないことも気にせず

「猫たちがミミちゃんを助けますから」

「人に馴れなくても気にしません」

とおっしゃってくださいます。

 

 

この活動をしていると

しょっちゅう 危機感を感じる猫さんがいる

それだけでなく

いろんな人に出会えて 心があたたまります。。。

 

 

 

 

 

 

 

クリンちゃんの赤ちゃん 目が開きはじめました。

 

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クリンちゃんの赤ちゃん

目が開きはじめました。

2匹とも男の子。

 

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クリンちゃんの赤ちゃん。優しいお顔。



キジ白の男の子、優しい顔してますね。

 

ママのクリンちゃんは 赤ちゃんを守るために

以前にも増してドスがきいてきました。

 

ケージの3階のゴハンを替えようとすると

1階で授乳しているクリンちゃんがジャンプして猫パンチしてきます!

おーコワッ!

赤ちゃんを守る母は強し ( `ー´)ノ

 

でも最近は 猫パンチのとき 爪を出さないでくれるようになりました。

 

 

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クリンちゃんの赤ちゃん、黒白くんのおヒゲがスバラシイ!

 

なかなか味のあるヒゲもようの 白黒くんです。

 

2匹兄弟だからおっぱいをじゅうぶんに飲めて 成長が早い、

子宮の中でも ギューギューしないで成長できたみたいで しっかりした赤ちゃんです。

 

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ブログよりも頻繁に画像をご紹介しています。

(=゚ω゚)ノ

 

 

茶白きょうだい 来ました。

子猫を連れたお母さん猫を見かけた方が

一手に引き受けて捕獲をしてくださっています。

(おかげさまで今日は 家のことや仕事を急ピッチで済ませることができました!)

すでに4匹保護。

 

 

 

そして!また、

子猫たちが保護されました!

その方は 何度も隣の市まで往復してくださって 子猫を連れてきてくださいました!

 

 

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茶白の女の子。生後1ヶ月半ぐらい。

↑ 女の子ちゃんです。

お母さんから離されてしまったから すごくおびえています。

 

 

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茶白ちゃん こちらの子の方が茶色部分が多い、性別不明。

↑ あとから捕獲器に入った子。

捕獲協力者さんは 仕事が終わって先に捕獲器に入った1匹連れてきてくれたのに

職場から また入ったという連絡をもらって

また 隣の市まで迎えに行ってくださいました!!

 

 

ママ猫さんは この2匹を連れて歩いていたそうです。

だから残るはお母さん!

 

是非とも捕獲器に入ってほしい

そして 避妊手術とワクチンをして

人馴れしそうなら イエネコに!

馴れなかったら リリースして もう妊娠子育てで消耗し続けることのない生活を!

 

2匹の子猫は しばらくは試練です。

お母さんから離れて 淋しくてさびしくて  怖くて・・・

 

虫下しも毒を飲むわけだから試練

(具合が悪くなる子も多い)

ワクチンも試練

(やはり体調を落とす子もいる、チックンも痛いしね。)

 

イエネコになるには いくつもの試練を通過しなければいけません。

見ているほうもつらいけど

一番つらいのは 本ニャンたち。

 

必ず幸せになってほしい!

 

 

 

お外で暮らすのは嫌、でも人と近すぎるのは嫌、ミミちゃん。

 

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 ↑ この「スーちゃんのママ」 がミミちゃんです。

 

ミミちゃんは 自分が1才に満たないうちに産んだと思われる子猫2匹と共に保護されて、子猫たちは里親さんの元へ。

ミミちゃんはケージの中では触れるけれど あまり人馴れしなかったので 避妊手術とワクチンをしてリリースしました。

 

 

でも

夜10時過ぎにリリースに行ったボランティアさんが電話をくれて

「ミミちゃんが帰ろうとしない、キャリーの扉を開けても出て行かない。」

と言います。

(ふつうは100%の猫さんが  扉が開いた瞬間に一目散に全速力で走り去っていきます。)

 

「キャリーから抱っこして出しても そこにうずくまっていて 帰ろうとしない。」

と ボランティアさんから何度も電話がありました。

 

ボランティアさんは 「帰りたくないんだね」 と 泣いて泣いてリリースしてきました。

 

 

 

 

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タヌキのような体型 ミミちゃん。

 

リリースしたことをブログに書いたら

ある方が電話をくださり

「ミミちゃんはうちが引き取ろうと思っていました。ノラちゃんを馴らして飼った経験があるから大丈夫です。もう一度つかまえてください。」

とおっしゃってくださったので

もう一度捕獲器に入ったなら ミミちゃんをその方に委ねることにしました。

 

 

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顔がまん丸 ミミちゃん。

 

ある日ミミちゃんは 再び捕獲器に入り

その方の家に行って暮らすことになりました。

 

しかし…

 

 

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可愛いお顔のミミちゃん。

 

数ヶ月後のある日  その里親さんから電話が来て

「懐かないから返したい」

とのことで 我が家に連れて帰りましたが

とにかくケージはいっぱい。

その頃の我が家の事情で ミミちゃんのイエネコ修行ができる場所がない。

 

別の里親さんで ミミちゃんより懐きにくい猫さんの里親となり 喜んで大切にしてくださっている方が

「うちで預かります。 イエネコ修行させてください!」 と申し出てくださり

その家の3匹の猫たちに仲良くしてもらい

家の猫さんたちと全く分け隔てなく愛情をかけてもらい 美味しいものをいただいて 大切にしていただきました。

 

 

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カツオブシ大好き! ミミちゃん。

 

ミミちゃんは先日

あるお宅にトライアルに出かけましたが

先住猫さんが ずっとシャーシャーと ミミちゃんを受け入れなかったので

(それは仕方ないこと。相性がありますから。)

また戻ってきました。

 

今の我が家は イエネコ修行できる場所があるので

ミミちゃんは我が家にいます。

 

 

どれくらい人に馴れているかというと…

 

あまり馴れていません…。

 

イエネコ修行していただいたおかげでいぜんよりずっといいけど。

 

時々 撫でさせてくれる 

でも 逃げることが多い。

 

時々抱っこさせてくれる

でも 逃げることが多い。

 

お外で暮らすのは嫌

でも 人と近すぎるのは嫌。

 

家の中の風景の一部になっているかのような猫さん。

あっさりした同居人のような猫さん。

 

 

独特な愛らしいお顔。

 

 

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時々抱っこできる、ミミちゃん。

 

きっと 運命のお家があるから 外の場所に戻ろうとしなかった

きっと運命の人がいるから  もう一度つかまえてください、という方が現れた。

(その方のおかげで ミミちゃんはイエネコになれるから 私はその方にとても感謝しています!)

 

猫の活動をしていると

「運命」 というものや  「導き」 というものを感じざるを得ない出来事がよくあります。

 

運命の方の準備が整うまで

ミミちゃんは いろんなところに行っていました。

どのお宅でも とっても親切にしていただき

ミミちゃんの側は どの猫さんとも ふつうに馴染んで暮らせることがわかりました。

 

でも もうミミちゃんを移動させたくない

ほんとうの運命の方の元に行ってほしい!

 

 

ミミちゃんは どなたの元に導かれるのだろう?

 

ミミちゃんは もうすぐ2才の女の子。

エイズ白血病ともに陰性。