marmalade cat マーマレードキャット

TNR &猫保護 をやっています。

TNRしようとしたら、ケガ猫さんでした!

TNR  をご存じの方は多いと思います。

 

T(トラップ)… 捕獲

N(ニューター)…不妊手術

R(リターンorリリース)…戻す

 

不幸な猫さんを減らすために、必須の活動です。

これをしっかりやれば、どんなにゴハンをあげても増えません。

 

悪いのはエサやりではなく

避妊去勢しないことです!

 

TNRは、年中けっこうな数をやっているのですが

今回TNRしようとした猫さんは、保護してみたらけっこうなケガをしていました。

 

※ ↓ の画像、ちょっぴり閲覧注意。手術の痕(モザイク入れてます。)

 

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TNRのため保護した猫さん、深いケガをしていました。

 

獣医師と助手さんによると

かなりの深さだったそうです。

手術中の画像をいただきましたが、アップしないでおきます。

手術のときに使うコッヘルというハサミみたいな器具の先が全部入って埋まるくらいの深い、中で広がっている傷。

 

ケガしているのは知らなかったけれど、ちょうど捕獲され、命拾い。

獣医師いわく

「運命ってあると思いますよ。」

 

さらにさらに、ほんとうに運命でした!

手術が終わった翌日、他の場所にいる猫さんとのお見合いに来た方が

うちの猫さんも見に来て、「このケガの猫さんを迎えたい!」と。

 

何と! 保護して手術した翌日に、家族が決まったんです!

 

 

いつも思うんですが

「え?」 っていういきさつで捕獲器に入った猫さんたちは

(今回の場合は、ちょうどケガをしていてアブナイところ、でもそんなことを私は知らなかった。)

もう行く先が決まっていて、それで捕獲器に入ってくるんだなぁ…。」

って、いつもしみじみ思います。

 

猫さんもそれを知らなくて

「やばい、捕まっちゃった!」 って大暴れするんだけど

猫の神様が導いて、捕獲器に入るようにしている、としか思えない出来事がたくさんあります。

 

少し前にブログに書いた、ケガだらけのテンちゃん(今はネロくん)のケースもそうでした。

テンちゃんは、とても不思議な出来事に導かれて家族が決まったんです!

そのことは、里親さんの許可を得てから書くことにしますね。

 

井川城、4匹、里親さん決まりました!

井川城の4匹

里親さんが決定しました!

この子たちの幸せを願っていてくださっている方々

本当にありがとうございますm(__)m

 

5匹目は、まだゴハンの場所に現れません。

是非、無事で現れてくれることを願っています!!

 

 

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井川城、4匹の子猫。 里親さん決定しました!

 

2匹ずつ、2軒のお宅に行きます。

お嫁り入お婿入りまでにまだ  日にちがたっぷりあるので

虫下しや、ワクチンをしてお渡しになります。

 

そろそろ保健所のHPに掲載していただこうと思っているところで電話をいただき

掲載前に決まりました。

 

保健所のHPどころか、このブログにも掲載していない猫さんたちがいます。

またアップしますので、申し訳ありませんが、よろしかったらブログを時々のぞいていただけたらありがたいです。

 

よろしくお願い致します =^_^=

井川城、 4匹目の子猫を保護しました!

5匹兄弟のうち、4匹目がやってきました!

4匹目と似ている、薄ミケちゃんです。女の子。

まだ人にはシャーシャーッです。

 

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井川城、4匹目 薄ミケの女の子。

 

 

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井川城、4兄弟。

 

遊び疲れ、ミケちゃんが3匹で寄り添って休んでいても

白黒の男の子は、一人で飛んだり跳ねたりして遊んでいます。

毎日そんな傾向。

 

でも、一番おっとりと人に馴れているのは、白黒ちゃん。

ミケちゃんたちは、後から来たので、これから順に馴れていくはず!

 

 

 

 

人馴れ修行中の様子。


ちゅーるで 人馴れ修行中。翌日の様子も追加。

井川城、 3匹目の子猫を保護しました!

井川城、5匹兄弟の3匹目が保護されてやってきました!

グレーが多いミケちゃん、女の子です。

 

 

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井川城の子猫 3匹目を保護!

 

黒白くんとミケちゃんが保護されたときと同じように

とても警戒しています。

シャーシャー言って怖がっています。

 

 

先に来た白黒くんとミケちゃんは、もう触られても何ともないようです。

自分から寄ってくることは無いけど、もうだいぶ人の世界に慣れたようですから

今日来たこのグレーの多いミケちゃんも、数日すればだいぶ慣れることでしょう!

 

 

エイズ白血病はみんな陰性です。

 

井川城、子猫2匹、人馴れ修行中!

お母さんからよく躾けられ

人に心を許していない小さな子猫。

ちゅーるで修行です!


井川城 子猫2匹、人馴れ修行中!

 

人馴れしてない子猫も

捕獲されてショックすぎて何も食べれないオトナ猫も

不妊手術のため、虐待者から守るため、などなど様々な理由でやってくる。)

 

ちゅーるがあれば、乗り切れる(=゚ω゚)ノ

おやつの寄付を たくさんいただきました!

春に大人の猫、しかもまだ懐いていない猫さんを喜んで受け入れ

「先住猫さんと仲良しになったからOK!」

と言ってくださっている里親さんご夫婦から

まだお家が決まっていない猫さんたちに

おやつの差し入れをいただきました!

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まだ行先が決まらない猫さんたちへのご寄付。おやつ。

 

これで、まだシャーシャー!の猫さんたちも

だんだん懐いてくれるでしょう。

 

どうもありがとうございます<m(__)m>

TNR(保護→手術→放す)しました。

ボス猫1匹、かわいいミケ女の子1匹

不妊手術とワクチンをしました!

皆様のご寄付のおかげで

生まれては不幸になる猫さんを減らす活動ができています。

 

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白茶ボス猫と かわいいミケ猫さんを避妊去勢、そしてワクチン。

白茶のボス猫、デカい!

ミケちゃんは、少しケガもしていたので、少し療養してもらいます。

人を怖がっているけれど、とっても優しい猫さんなので

里親さんが見つかればいいんだけど。

井川城 5匹兄弟のうち2匹、保護。

またまた井川城で、新たな子猫

5匹兄弟のうち 2匹が保護されて来ました。

 

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井川城、ミケ女の子。白黒ヒゲ男の子。生後約1ヶ月半。

 

白黒男の子は、なんとも味のある模様。

今のところ、警戒心はあるのだけれど、ポワワ~ン、としていてきょとんとしています。

 

ミケ女の子は、今のところ、利発で警戒心があります。

ミケちゃんはママにそっくりな顔立ちでとても大きなお目々。

 

でも、2匹とも触れるし、まだまだとても幼いので、すぐに馴れるはず。

まだ、検査や検便等していません。

 

 

目撃者の話によると、5匹兄弟だそうなので

残り3匹も是非とも保護して、イエネコになってほしい!

 

 

 

ママ猫さんは、避妊済。

今になってわかるのだけれど、6月に避妊手術をした時には既に出産後だったのですね。

手術をしてもすぐにおっぱいを吸われると引き続き母乳が出るので授乳できるのです。

手術痕が1.5㎝ほどの高度な技術の手術なので大丈夫なのです。

ママはあまりにも人馴れしていなかったので放しました。

(放して良かった! 赤ちゃんが待っていたなんて!)

 

 

塩尻。白黒女の子 スーちゃん とママ。

塩尻で保護した

・白黒ヒゲあり女の子。生後約3ヶ月?(避妊済、エイズ白血病ともに陰性、ちょっと鼻水)

・そのママ。全身キジトラ。生後約10カ月~1才?(避妊済、エイズ白血病ともに陰性)

 

今日の画像をアップします。

(子猫2匹が保護されず現場に残っています。)

 

 

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塩尻で保護。白黒チャップリン女の子。そのママ。

 

 

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生後約3ヶ月? 白黒チャップリン、女の子。

 

白黒女の子はよく人馴れしています。

ケージから、手袋をはめた小さな手を出して、我が家の猫をちょんちょん、と触っています。

だいぶ良くなったもののまだ鼻水グズグズいったりしています。

 

 

ママは、エサやりさんに馴れていましたが

知らない場所に連れて来られてケージに入れられたら、知らない私を警戒しています。

(手術やワクチン注射に連れて行かれたのでよけいに警戒しています。)

そっと撫でることはできますが、嫌がっている様子です。

保護されてまだ1週間たっていないので、これからもっと馴れるはず。

 

このママはオスたちからとても人気で、いつもオスに追いかけられて嫌がって…

まだとても若いし、可能であればイエネコとして暮らしてほしい!と願うばかり…。

塩尻。茶トラと黒白ソックス子猫スーちゃんたちの、お母さんが保護されて到着しました!

  8/25追記。チャトラ君新しい家族に迎えられました。

ここに残っているのは、ママとタキシードを着たチャップリンのような白黒の女の子。

まだ保護されていない、このママの子猫2匹の保護トライ中。

 

昨日、1日遅れで保護されたお母さんをケージの1階に入れた瞬間に

ケージの3階にいた茶トラ君が1階に降りてお母さんに寄り添いました。

胸がいっぱいになって 泣きたい気持ちになりました。

 

チャトラ君はストレスからか、1階に敷いた新聞紙を噛んで千切っていましたから

お母さんが来てくれてどれだけ嬉しかったことか。

 

 


先に保護された茶トラ子猫、翌日に保護されて同じケージに入れられた母猫にすかさず寄り添う。

 

 

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チャトラ子猫、お母さんが保護されてケージに入った瞬間に近寄って寄り添う。

 

 

 

子猫たちもお母さんもとても優しい良い子です。

 

お母さんは、1才になっていないように見えます。

歯はとても小さく真っ白、顔が丸くて愛らしい、とても小柄、

優しく人を信頼しているお母さん。

 

子猫はもちろんですが、お母さんもイエネコになれたら嬉しい…

 

今日はお母さんの避妊手術でした。

 

小さなケージの小さな3階スペースに3匹寄り添って眠っています。

お母さんを真ん中にして。

チャトラ君は足がはみ出している。

それでも一緒に寄り添いたい。

 

 

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お母さんを真ん中にして3匹で寄り添って寝ている。とても小さなスペースで。

 

 

このお母さんの子猫があと2匹いるそうです。

兄弟たちが保護されて来る頃には、大きなケージが開いて

(つまり、イエネコとして卒業できる猫さんが何匹もいて)

引っ越しできるといいなあ。

 

 

 

 

 

 

ペットと暮らせる特別養護老人ホーム さくらの里山科。

この老人ホームについてはネットのニュースで頻繁に見ます。

施設長、若山三千彦さんは作家なのでいろんなところに文章を書いています。

自分のペットを連れて入居してきた入居者さんたちの実際の物語。

 

「こうありたい!」 と、心から思える老人ホーム。

 

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さくらの里山科 ペットと入れる老人ホーム

 

 

 

今回は新聞に書かれていた記事です。

我が家は新聞をとっていないけど、猫さんのお世話に山ほど新聞を使うので

夫と私の実家からもらっています。

お世話しながら新聞を読んでいますが、かなり過去の新聞だったり

続きを読みたくても読めないことが多いです。

 

ですから、この記事も毎週土曜日、全8回だそうですが、今回の1話目しか読めませんでした。

でも、この施設のブログ

https://ameblo.jp/sakuranosato-yamashina/archive-202008.html

にだいたいのことは書いてありますし、

ネットや本、いろんな媒体でこの施設について知ることができます。

 

 

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さくらの里山科 ペットと入れる老人ホーム

 

 

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それぞれの最終楽章

ペットとともに ①

 

  私は、神奈川県横須賀市でペットと入居ができる特別養護老人ホーム「さくらの里山科」を2012年から運営しています。犬10匹、猫9匹が、約40人の入居者と住んでいます。

 

入居者が連れてくる以外に、殺処分されそうな犬や猫を引き取っています。

大好きなペットと一緒に最期までー。

そんな思いを支えるために「山科」を立ち上げました。

本シリーズでは、ペットとお年寄りの物語をお伝えしていきます。

 

  初回は、愛犬チロと入居してきた山口宜泰(よしひろ)さん(享年82)のケースです。2015年夏に末期の咽頭がんがわかり、医師から「余命6ヶ月」の宣告を受けます。

穏やかにチロと一緒に暮らせる介護施設はないか、長女の泰子さんがいろいろ探し、うちの施設を見つけました。

 

 

  山口さんは、2015年11月に入居しました。

チロはポメラニアンのオスで当時9歳。いつもチロと一緒で幸せそうでした。

「酒を飲みながら、チロとしゃべって、テレビを見るのが一番の幸せ」と話していました。

 

  施設内で毎週火曜にある「喫茶店イベント」には、亡くなる半月ほど前まで、毎回来ていました。職員とボランティアが運営する喫茶スペースで、本格的な機械でいれるコーヒーを150円で飲めます。

入居して2ヶ月目には車いす生活になりましたが、ひざの上にチロを乗せて、喫茶店イベントに参加していました。

山口さんはいつも穏やかな表情で、コーヒーを味わっていました。

参加する入居者さんも、寄ってきてはチロをなでていきました。

 

 

  山口さんは「残り少ない人生を楽しもう」と、積極的に色々なイベントに参加していました。

さすがにチロは同行できませんでしたが、亡くなる前月、富士サファリパーク(静岡県)にも、みんなで行きました。

 

  入居時に「余命3ヶ月」でしたが既に8カ月が過ぎようとしていました。

16年7月中旬ごろ、山口さんはベッドから起き上がるのが難しくなります。

チロはベッド上でずっと寄り添い、時折顔をなめていました。

山口さんはかろうじて手を持ち上げ、チロをなでていました。

 

  7月24日、山口さんは旅立ちました。

最期の瞬間も、チロは枕元にいました。

念願通り、チロに看取られて逝くことができました。

 

  チロは今も山科にいます。(2020年7月現在)

年相応に弱ってはいますが、まだまだ元気です。

持ち前の社交的な性格で、入居者さんたちになついており、よく抱っこされています。

かつての山口さんと同様に、車いすの入居者さんのひざの上にいることも多いです。

 

  泰子さんも時々、チロの面倒を見に来ます。入居者さんの話し相手もしてくれます。山口さんを見送った後も、チロはみんなを結びつけています。

 

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さくらの里山科 ペットと入れる老人ホーム

 

 

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新聞記事を少し改行を多くし、一字一句間違わないように打ってみました。

 

 

理想の老人ホーム「さくらの里山科」の記事を見るといつも

鼻の奥がツーンとして泣きたくなります。