りんご園で暮らしてきたりんごちゃん。
右後ろ脚を骨折して ズレたまま骨が固まってしまい
座るとき 右足をまっすぐに投げ出して座るので足が手の位置まできています。
曲げることができないようです。
それを見かねたボランティアさんが保護し
病院に連れて行ってくれました。
獣医師によると おそらく交通事故に遭ったとのこと。
もう骨が固まっているので 治療せずにこのままでいるのが良いそうです。
我が家で
・イエネコ修行。
・足をどのように使っているか、どんな家に行ったらうまく暮らせるか の観察。
を行っていく予定です。
まだ シャーッと言うので
私は恐くて手を入れられず、夫が血を流しながら撫でてくれて
もう夫には手を出さなくなりました。
夫の指からちゅーる舐めてくれています。
まだ数日の観察ですが
・右足も使って上手に歩く。
・ジャンプするときも右足をしっかり使っている。
・脊髄の神経は痛めていないらしく
自分で 尿意と便意を感じて、トイレに入り オシッコウンチできる。
の、3点を確認しました。
これからも観察を続けて、りんごちゃんにやってあげられることや どんな家に行くとうまく暮らせるのかを ボランティアさんたちと話し合っていきたいと思います。
わりと普通に暮らせるようですが
リリースせずに 里親さん探しをしていく理由は
・りんご園に食事が少なく、この足で後れをとってしまうのかガリガリに痩せている。
・普通に暮らせるようでも、足をどこかに引っ掛けたり引きずったりしてケガをしても神経がうまく通っていなければ痛みを感じずに引きずり続けて重症になる可能性が大きい。
・野生生物に追われると逃げきれない。
・災害のときに淘汰されやすい。
・長毛の猫さんは、アンダーコートが絡み合って 被毛の下がフェルト状になって、ノミダニで一生かゆい思いをして暮らしたり、歩くときに脇の毛が絡んでずっと引っ張られ続けて痛い思いをして暮らす。
秋は落ち葉や くっつく種が毛に付いて、かなり不快になる。
などの理由です。
骨折の足と長毛、リスクが2つなので、イエネコさんになってもらいたいです。
細く可愛らしい声で鳴きます。
まだまだ人に馴れないので
イエネコ修行を続けます。