サリーちゃんは おそらく口腔ガンです。
11月５日 保護されて あまりに痩せすぎているから 我が家に療養に来ました。
口の中は ここで詳しく表現して お伝えするのがはばかられる 悲惨 極まりない状態。
皆さんが知っている重症口内炎をはるかに超える状態。
たまにちゅーるを ほんの少し舐めるだけ。
舐めると 激しく苦しむ あまりに痛すぎるのか…。
11月８日 アゴ下の 皮膚と肉が ごっそりはがれ落ちました。
アゴ下から口の中まで穴が開いていました。筋肉も骨も見えました。
これも ほんとうの状態を ここで表現することができないほどの悲惨さ…
看取るための日々になるだろうな…
そう思いました。
… でも
結論から言うと もうアゴ下は治りました！
そして
悲惨を極めた口の中も ほんの少しずつ治ってきました！
かなり重症な病気なので
これからほんとうに治って元気になる とはまだまだ言えません。
背中を触ると誰もが ビクッと手を引っ込めるであろう
それくらい痩せていて
全く動かないサリーちゃんなのです。
サリーちゃんの名前の由来は
骨と皮ばかりで 動けない状態なのに
ブルーの目が ギラギラしているから
あまりのギラギラぶりに 夫が
「ギンギラギンにさりげなくー♪」 と 古い歌謡曲を口ずさみ
「『さり』げなくー のサリーちゃん！」 と命名しました。
20年以上 自然療法を徹底的に勉強してきて
わたし自身 2015年に１年は生きられない と言われたスキルス性胃ガンが
自然療法だけで １年後には完治宣言をいただきました。
手術、抗ガン剤、放射線 どれも受けず
薬も全く飲みませんでした。
知人たちも ガンや難病を 自然療法のみで克服しています。
我が家では できるだけ ワンちゃん猫ちゃんも
自然療法です。
もちろん！ 西洋医学は全く否定していません！
西洋医学はほんとうに必要ですし
急性症状を止めなければならない時は
わたしも ワンちゃん猫ちゃんにお薬を使います。
でも
我が家の方針として うちに来てくれたかぎり ワンちゃん猫ちゃんにも
できる限りの 自然療法を施します。
お薬をたくさん使って治療した後の ヒトや動物は
自然療法がとてもとても効きにくいですが…。
最初から自然療法をすると たいへん良くなるケースが多いです。
毎回 ほんとうに毎回…
泣きたい気持や 絶望 絶対に治ってほしい決意 が入り混じりながら
どうしようもない気持 必死の祈り
そんな中で しゃべれない 犬猫さんに お手当をします。
サリーちゃんは 女の子。 獣医師によると４才ぐらい。
大人なのに 体重1.6キロ。
痛いね だるいね…
傷には 高濃度ハーブのクリームを塗り
食事は 鶏肉を煮てブレンダーでペースト状にし
複合乳酸菌 嫌気性菌 酵素液 などなどを 大量に入れたトロトロのものを与え
食べるたびに痛みのせいか 痙攣かと思うほど苦しんで…
でも いつも自分から食べてくれて
がんばってきたね。
今日は 1.78キロになりました。
まだ全く動けません。
祈りの日々が続きます…。
