保護されたばかりの猫さんは 環境の変化でたいへんなストレスを抱えています。
そんな時、美味しいオヤツは 猫さんたちの心をだんだんほぐし オヤツを差し出す人間の手を怖がらなくなります。
人に馴れれば 暑さ 寒さ 飢え 交通事故 伝染病からのがれ イエネコになることができます。
交通事故などのケガ猫さんの治療
ノラ猫さんの不妊手術・ワクチン
皆さまのおかげで 猫さんが救われています。
感謝に堪えません。m(_ _)m
1月2日 松本市 H.O様 2000円
1月3日 塩尻市 K.S様 10000円
1月6日 塩尻市 Y.O様 1000円
1月14日 松本市 M.S様 30000円
1月20日 松本市 Y.T様 2100円
1月22日 塩尻市 Tご夫妻様 3000円
ご寄付いただいた 美味しいものを嗅ぎつけて写真に写り込んでいる小型のワンコは
10年前に我が家にやってきました。
「明日、“処分” される犬がいる」 との情報を受けて 翌日保健所に駆けつけ
引き取ってきたワンコさんです。
(その頃は 犬のボランティアもしていました。今 犬ちゃんは ゆめまるHappy隊さんががんばってくれています。ゆめまるさん、心の底から尊敬しています!)
当時 松本保健所では 殺処分が 「決定」した犬猫は決して引き出すことができなかったのですが
この画像に写り込んでいるワンコさんは
殺処分 「決定」 後に 引き出すことができた 2頭目です。
我が家に来て10年。
1頭目のワンコさんも 我が家で9年間暮らし 昨年亡くなりました。
長い前例をくつがえしての1頭目は 引き出すのが本当に本当にたいへんで
多くのボランティアさんが食い下がり 抗議をし 説得し
歴史を変えるために
それはそれはたいへんなことだったのです。
私は ただただ 保健所で泣いてお願いするしかできなかったのですが
法律や条例に詳しい仲間が それを引き合いに出して交渉したり
弁の立つ仲間がいたり
あきらめずに絶大な熱意をもって 食い下がり続け
1頭目を引き出し
2頭目を引き出した
その後は あれよあれよという間に物事が運んで
誠実な保健所職員さんたちとの連携がとれるようになっていって
現在の殺処分ゼロ が実現したのです。
ところで
この2頭目の ヒメちゃん、男の子なんですが
保健所から 「メス」 ということで引き取りました。
体中が 糞尿と毛が混ざって固まった 石のようなものにまみれていて
オチンチンも見えなかったのです。
それだけじゃなく
あまりの虐待によって弱り果て 歩けない状態で捨てられての保健所収容でした。
ほんの少しの物音でキャンキャン悲鳴を上げて逃げて隠れる 異常な状態でした。
(今も克服できていません。)
保健所から連れ帰る車の中 目を開いていられないほどの悪臭を放つ彼に
「これからはお姫様として暮らそうね 」 と話しかけて
全部のコンビニに寄って オヤツを買って
車に戻るたびに
「ヒメちゃん お姫さま! 食べてください!」 って一口ずつあげながら帰ってきて
あっという間にヒメちゃんは 「ヒメ」 っていう名前が大好きになった
だから 男の子とわかったときに
“ 虐待を生き残った勇気ある ユウキ君 ” っていう名前に変えたけれど
ヒメ と ユウキ では 全くシッポの振り方が違うから
結局 ヒメちゃんに戻し 男の子だけど ヒメちゃんになったのでした。
ヒメちゃんは夫のことが 大大大好き!
毎日ヒメちゃんと寝られるのは幸せです。